おぽぽ

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時系列グズグズブログ

2012年12月26日水曜日


ツナデさまから目が光る巨大ねこうさぎをいただきました。

//--

enchant.jsを使用してゲームを作りました。


お試しアレ。

以上です。

2012年8月1日水曜日

ライブ、一度最後に

8月2日のライブをもって、一度、ライブはお休みにする。
次のライブは未定。
やるかやらないかも未定。
やるとしても今までの形態でする確率は低い。
ということで、今使っているシステムの配線図を描いた。
http://you.ogasawa.la/haisen.jpg
いろいろ紆余曲折あり、この形になっている。
本当はドラムをステレオで出したいが、そうするとベースもPAに渡さなくていけなくなるので、それは嫌だった。
ベースはアンプから出したい。
心残りはループした音を加工することがなかったこと。
最終的なアウトの部分にエフェクターをかませればいいだけの話なのだが、操作や持ち運び、セッティング等の問題で成せるまでに至らなかった。

この期間は進化や成長といったことに必要な期間だ。
蝶が羽化するように完全に変態するかもしれないし、蛇の脱皮のように姿は変化しないかもしれない。
その間に外敵にやられて死ぬかもしれない。
何しろ、自分の意志でライブをしないことを決めたのは初めてだから、このライブ休止がどのような結果をもたらすのかわからない。
学生時代からやっていたバンドでも、よほどのことが無い限り、ライブは続けていた。
というか、性格的に断れなかった。
特に一人で活動している現在は、断る理由があまりできない。
メンバーの予定が…、と言えればラクなのだが、嘘は吐けない。
というかメンバー自分だけなので。
だからと言って嫌々続けていたわけではなく、もちろん、前提としてライブを常にしていたい気持ちがあったから続けていたのだ。
また、ライブハウスのブッキングの方々も、一人でも活動しやすいように、いろいろな配慮をしてくれていた。
時間の都合だったり、金銭的な都合だったりで、その都度対処してくれた。
その厚意に誠意をもって応えたかったというのもあり、あまり断ることはなかった。

今まで、ライブ前提の曲作りをしていた。
ギター、ベース、ドラム、声。
しかも今のシステムでは同時に一度の楽器を鳴らすことができない。
コードが途中から変えられない。(逆再生すればできないこともないが…。
など、いろいろな制約があった。
制約の中でどんな曲を作れるかが楽しみでもあった。
あのフレーズをこのパッチにまとめればもうワンフレーズ増やせる。
フットスイッチをもう一つ増やせばドラムを叩きながら操作できる。
ミキサーを使えば声がアンプから出せる。
など。
試行錯誤するのが楽しかった。
しかし今の気持ちはそれとは逆で、再現するの必要のない環境で音楽を作ってみたいと思っている。
いろいろな音色を使いたいし、同時にいくつもの音を出したい。
逆に一つの楽器で曲を作ったりもしてみたい。
そういった、当たり前にできることが、今までできなかったのだ。
でも、そうやって作った曲も、最終的にはライブ会場で演奏したいと考えている。

音楽のジャンルなどを選べれば今のシステムでも自由に演奏できたのかもしれない。
ミニマルミュージックだったりダンスミュージックだったり。
しかしそれには至らなかった。

現在は最後のデモ(三曲入り)を作成しつつ、新しい曲を作っている。
デモは8月中に出来上がるだろう。
多分、ウェブで無料ダウンロードできるようにする。
新しい曲はアルバムとして販売する予定。
今まで作ったデモはお金をもらうことがなかった。
単純に聴いてもらいたかったし、聴いてくれれば嬉しかったからだ。

制約の話だが、今の演奏形態での制約の他に、既成概念的なもので縛られていた部分がある。
曲の長さだったり、構成だったり。
頭の中で流れている音楽は、本当はもっと自由で単純で自然なものなのだ。
不必要に体裁を整える必要はない。
良いワンフレーズが浮かんでもそこから先が浮かばず消える曲がある。
その時に、もう、その良いワンフレーズだけでいいのではないかと思う。
何か足りなければ付け足せばいいし、余計なものがあれば削る。
一つの曲にすべてを注ぎ込むのではなく、曲の集合体が音楽に聴こえればいいのだと思う。
小さい作品もあれば大きい作品もあるだろう。
不細工だったり格好良かったりするだろう。
その一つ一つを完成させていくのだ。
長い人生をかけて音楽を作り続けるというのは、そういうことなのではないかと思う。

自分のお気に入りの曲を作れれば良い。
そのお気に入りの曲を、誰かが気に入ってくれればさらに良い。
気に入ってお金を払ってくれればもっと良い。
基本的な考えとしては、芸術の自給自足をしていきたい。(音楽に限らず
自分の畑で穫れた野菜を自分で食べるように、自分で作った曲を自分で聴いて楽しむ。
うまい野菜が穫れたら近所にお裾分けする。(今の無料デモの概念はこれにあたる。
ただその野菜を食べてうまい!と言ってほしいだけだ。
そして、お金を出すからまたあのうまい野菜作ってよ、と言われる。
そこで客と売り主の関係が誕生する。
そんな感じでやっていきたい。
農業に一発屋はない。
1000個収穫したうちの1個のキャベツだけ極上に旨いとか、この年に穫れた野菜だけめちゃくちゃ旨くてそれ以外の年は売り物にならんくらいまずいとか、そういったことはない。
とにかく耕して試行錯誤するのだ。
うまい野菜が穫れるまで。
もしかしたら土地を移らなければいけなくなるかもしれないし、条件によっては何年も作物が実らないこともあるだろう。
それでも作り続けるしかない。

とりあえず、最後のライブ、出し切ってこようと思う。

終了

2012年7月21日土曜日

部屋を片付けた、というか、変えた

実家で暮らしているので今の部屋に14年くらい住んでいる。
元々は三人兄弟で一つの部屋だったが、改築がありそれぞれの部屋をもらった。
当時中学二年生か、あまり覚えてない。

その日からずっとこの部屋で暮らしている。
一人暮らしはしたいと思っていたが、実家が東京で特にする必要がないのでしなかった。
自分の意志だけではなかなか決定できなかった。
多分何かきかっけがないと出来ない類のものだろう。

そんな具合で月日が過ぎた。
大掃除なんてものはあまりしたことがない。
整理や掃除はするが、溜め込んだものを捨てる機会がなかった。
その前にあまりモノを捨てられないのだ。
今捨てる必要ないだろうとか、とりあえずとっておこうとか、いつか使うときがあるんじゃないかとか、もし捨てて使う時があったらやだな、とか。
そういった理由でモノが増えていった。

ほぼ全て捨てた。
何日もかかった。
一部の壁も塗った。
先日のケンブリッジで泊まった部屋が全て白くペイントされていて、とても素敵だったのでそれを真似た。
具体的に言うと、天井と壁のつなぎの部分が木目のプラスチックだったのだが、そういった部分を白く塗った。
壁と天井の境界がなくなり、空間が広く感じられるようになった。
窓枠やクローゼットの縁、カーテンレールに関しても同じように白く塗った。
それぞれの輪郭がなくなり、一つの箱になった。
クローゼットは扉をはずして空間を広くした。

何年も壁にかけておいた絵(自分で描いたもの)をはずし、いくつもの止まった時計をはずした。
今の壁には何もかけていない。
画鋲やネジによる無数の穴があいているだけになった。

習慣的に時計のある方を向いてしまうのだが、そこには白い壁しかない。
ほんの一瞬だが、時間がどこにあるのかわからなくなる。
重力のように当たり前のようにそこにあったものから不意に解放されてしまった。
違う場所に時計は置いてあるのだが、時間の質が変わったような気がした。
というか、時間の流れが早くなった気がする。
慣れていないだけか。
もしかしたら時計を見る頻度で時間の流れの感じ方が変わるかもしれない。
もちろん、ずっと時計を見て過ごす一日と一度も時計を見ないで過ごす一日は違うのだろうけど。

モノを捨てるのは自分が死んでから遺族が整理する時だろうと思った。
生きてるうちに捨てるつもりなどなかった。
なので、モノを捨ててる時は、自分が死んだ気持ちになった。
あいつはこんな人生を送っていたのか、という気持ち。
こんな絵を描いていたり、こんな本を読んでいたり、こんな曲を聴いて生きてきたんだな、という気持ち。
自分がこんなに早く死ぬとは。
というか生きてるうちに死ぬとは思っていなかった。

今回のことで、生きてるうちにすべて捨てるのが良いと思った。
長い時間をかけてでも、持っているものはすべて捨てていく。
そうすればどうしても捨てられないものが残る。
それが多分、一番大切なものなのだろうと思う。
死んだ後に何もモノが残っていないと淋しい気もするが、思い出は人の記憶の中に作ればいい。
というか、そうするべきなのだ。
個人的な思い出は死んだときにすべて消えてしまう。
モノはその思い出を孕んでいるが、他人にはきっとわからない。
どうしても残しておきたい思い出のモノがあったら、その思い出を他人に話せばいい。
そうすればその人も、そのモノによって思い出すことができるから。

捨てられないモノでよくあるのは、お年玉とかのポチ袋だ。
あれが捨てられない。
中身だけもらって外側はポイ、なんて、なんか心が痛む。
なので、机の中にしまっておく。
ポチ袋にメッセージが書いてあったりすると、余計に捨てられない。
結局今回の整理では、何も書いてないポチ袋は捨てられた。
メッセージ入りのものは捨てられなかった。
ここで感じたのは、一人で勝手に感じる後ろめたさや罪悪感なんてものは、ほんとうにどうでもいいことなのだということ。
その罪悪感なりを自分一人が感じることで、また感じて何か行動することで、誰かが不幸になったり幸せになったりはしない。
それで自己満足しているだけだったのだ。
ということが、なんか、痛烈に感じた。
だからといって人からもらったものを処分するのに心が痛まないわけではない。
すまん、の気持ちを添えて、捨てる。

自分がいままで人にあげたものが今どうなっているかなんてわからないし、その末路に興味はない。
そんなものの為に誰かが心を痛めているのだとしたら嫌だな、と思い、
独りよがりな罪悪感は無意味だ、やめよう、と思った次第だ。

中学校の時の修学旅行の文集が出て来て自分の作文を読み返したが、文章とか文体とか言葉使いとかがまったく同じだった。
何年も前に作ったものを見ると、ヘッタクソだなとか稚拙だとか恥ずかしい、とか思うか、よくできたなとかこの頃のパワーは今はないわ、とか思うかのどちらかなのだが。
多分当時は本を全く読んでいない。
これからも同じような感じで書くのだろう。

その文章、ここに掲載しようと思ったが、捨ててしまったのだった。
うおお。
こんなに早く後悔が来るとは。

まぁいいか…。

終了。

2012年7月19日木曜日

ケンブリッジについて

イギリス行った時の日誌を書きました。

出発前日(2012.06.28 AM 2:15)
出発当日(2012.06.28)
ケンブリッジ一日目(2012.06.29)
ケンブリッジ二日目(2012.06.30)
ケンブリッジ三日目(2012.07.01)
ケンブリッジ四日目(2012.07.02)
ケンブリッジ五日目(2012.07.03)
ケンブリッジ六日目 + 帰国(2012.07.04)
まとめ

いいとこだった( ゚ω゚)

まとめ


すっきりした。
自分のなかだけの世界だったものが、外とつながった。
単純に世界が広がった。
今までの人生は住んでる地域だけで構築されたものが全てだったので、それ以外の空気に初めて触れた。
心が軽くなった。
良い意味で自分がいなくなった。
自分探しの逆のようなもので、今までは世界に自分しかいなかったというか、中心が自分だったのが、その思考がほどけて自由になれた。
一人の人間としての弱さや強さ、できることとできないことがわかった気がした。
主観的な孤独ではなく、全体の中での個体を感じることができた。

心情的に、何か心の質が変わったのではなく、心の量が変わった気がする。

ケンブリッジは空気が好きだった。
雰囲気という意味ではなく、物理的な空気。
感動がじわじわ来た。
目の前にいきなりあらわれるのではなく、はじめからそこにあって、徐々に感じていく、満たされていく感じだ。
おそらく行きの電車で観た黄金の空は忘れられないだろう。

店で食べた料理もまずくはなかった。
入った店がたまたままずい店ではなかったというだけかもしれないが。

終了。

帰国(2012.07.04)

午前7時起床。
紅茶とヨーグルトと焼いたベーコンをはさんだパンを食べる。
諸々片付けてホテルを後にする。

天気は雨。
晴れたのは最初だけだったか。

出勤と通学の客で駅が混んでいる。
復路のチケットを自動改札機に入れるが通れない。
何故。
有効期限は過ぎていない。
焦る。
友人に助けてもらう。
オフピーク時のみ使えるチケットだったらしい。
追加の料金を払ってもらい改札を通る。
目当ての時間の列車に間に合わなかったので次の列車に乗る。

無事に着くことを祈る。

太陽の有無でこれほど景色が違うのかと思う。
行きの電車で観た黄金はなかった。

キングスクロス駅に到着。
地下鉄に乗り換えて空港に向かう。

ターミナルのある駅に到着。
荷物を預ける。
ゲートが開くまで時間があったのでカフェに入る。
ベックスというビールを頼む。
パブのいたるところにあって気になっていた。

ゲートを通って搭乗まで待つ。
成田行きなので大半が日本人。
あまり日本語を耳にしたくないが、リハビリ的にはちょうどいいかもしれない。
しかし言葉を聞いただけで勝手に思考が働くというのも厄介なものだ。
目には目蓋があるが、耳に耳蓋はない。

離陸。
窓側から二番目の席。
タイガーを頼む。

小袋に入った塩味のプレッツェルが食べたいのにどういうわけか開ける気がしない。
行きの飛行機でもそうだった。
食べるイメージが湧かない。
次の瞬間やらなければ、十分後も一時間後も明日になってもやらないだろう。
考えられる理由としては、食事がその内運ばれることと、プレッツェルの袋のデザインがかわいいからだろう。
開けてしまうとその瞬間にゴミになってしまう。
しかし開けないと袋は役目を全うできない。
世界一小さいジレンマだ。

本を読もう。

無事着陸。
電車に乗って自宅へ帰る。

終了。

ケンブリッジ五日目(2012.07.03)

夜に何回か目が覚める。
夜が短いからか眠りが浅いようだった。
午前7時起床。

コーヒーを淹れてヨーグルトを食べる。
ヨーグルトはチョコチップと一緒になったもの。
若干酸味が強いがチョコの甘さと食感でちょうど良い味わいに。

外に出る。
天気は曇りで時折雨が降る。
目的の店に着くがまだ開店していなかった。
ベンチに座る。
隣に老人が座り煙草を吸いはじめる。
なんとも言えない鈍色の匂いがする。
おもむろにからまれる。
英語のうえにじいさんなのでふがふがしている。
わからない。
アーユーチャイニーズと聞かれる。
中国人が多いのだろう。
写真を撮らせてもらう。
去る。

店が開いたので目的のものを買う。

さらに回る。

陽が出てくる。
このまま晴れてくれればいい。

ビールを包むための梱包剤を購入。
土産のめぼしいものを見つけて帰路に着く。
スーパーでキッシュとボイルされた小エビとオーロラソースがパッケージされたものを購入。

ホテルに帰宅。
電子レンジでキッシュを温めるが温めすぎて石のように固くなる。
食べられない。
小エビをつまむ。

荷物を整理する。
梱包剤でビールを包む。
どうか割れませんように。
友人の買ってきた出来合いのカレーとパスタ、スープを食べる。
やはりうまい。

再び外出。
タクシーを使って中心地まで。
初乗りは2.2ポンド。
0.2ポンドずつ加算されるのだがペースが早い。
着く頃には8ポンドになった。

目当ての土産を買い、さらに店を回る。

3日目に入ったパブ(ピザを食べたところ)に入り、エルディンガーヴァイスビアを頼む。

タクシーで帰宅。
一日6時間以上歩き回っているので疲れが溜まる。

クローネンブルグを飲みながら友人とパスタを作る。
ジェノベーゼとマヨネーズソースの二種類。
食べる。

文章をまとめる。

明日が早いので早々に眠る準備をする。

果たして無事に帰れるだろうか。

ケンブリッジ四日目(2012.07.02)

午前5時半頃目が覚める。
遠くの空が雲の形がわかるぐらい明るい。
日照時間が長い。
再び寝る。

午前7時起床。
トースターでパンを焼く。
ベーコンを焼いて目玉焼きを作り、トーストの上に乗せて食べる。

朝から雨が降り続いている。
一時的な雨はあったが、降り続く雨は初めてだ。
気温も低く肌寒い。
青空と雲が綺麗なので、雨だともったいない。
天気予報を確認するが、これから数日は雨とのこと。

シャワーを浴びる。
髪の毛が抜ける。
心配になる。
イギリスの水は硬水で石灰が含まれているらしい。

鼻をほじりながら窓を見ると外でも鼻をほじっている人がいた。

土産は何にしようか考える。
ビールを持ち帰りたいので梱包剤を買わなければ。

窓を開けると雨に打たれた木の匂いがした。
良い匂いだ。

外に出る。

雨が降っているが湿気が少なく爽やか。
不思議だ。
日本で感じる雨特有の欝っぽさが無い。

iPodで音楽を聴くが日本のミュージックが空気に合わない。
シガーロスを聴く。
うまくなじむ。
バックグラウンドに溶け込むでもなく、前景に主張してくるでもない音楽だ。

空腹。

パトカー(らしき車)のサイレンが一日十回以上鳴る。
何が起こっているのか。
音が大きくて耳に障る。

大学で友人と合流。
プレットという店でコーヒーとチーズのクロワッサン、サーモンのサンドイッチを食べる。
うまい。
今のところ、まずい食べ物と遭遇していない。

今日と明日しか時間がないと思うと焦る。
お土産を買わなければ。

店を回る。

スムージーを飲む。

自販機に金が吸い込まれる。

さらに店を回る。

歩き疲れてパブに入る。
イパを飲む。
常温で飲むビールで味が甘い。
疲れていたので冷たいものでさっぱりしたかったのだが。
失敗だ。

店を出る。

酒屋で土産用のビールを買う。
店員に持っていたカメラについて尋ねられる。
ニコンイズベリーグッドメーカー的なことを言われる。
アーユーチャイニーズ?とも。
小さい町なので店員ともすぐに顔見知りになれそうだ。

帰宅。

友人がマヨネーズベースのパスタソースでパスタを作ってくれる。
生ハムを乗せて食べる。
うまい。

荷物の整理。
帰路の確認。
聖火ランナーが通るルートと列車の駅が重なる時間があり、遅延の恐れがあるとのこと。
臆する。
早めの電車に乗るのでとりあえず大丈夫だろう。

明日は最終日。
午前から店を回って土産を買おうと思う。
曇りや雨の予報だが晴れることを願う。

眠る。

ケンブリッジ三日目(2012.07.01)

午前9時に起床。
雲が多く飛んでいる。
昨日に引き続き、フレンチトーストを作る。
牛乳の量と火力を丁寧に調整してうまくできた。
ベーコンを焼いて目玉焼きを作る。
こちらの卵はどろどろしていてすぐに黄身が割れる。
白身もやや液状だ。
形を整えるためにベーコンで土手を作って焼く。
作るのに時間がかかる。

雨が少し降ったがすぐに止んだ。
湿度が低いため、地面がすぐに乾く。

外に出る。
ホテルから歩いて10分ほどの場所にある、ケンブリッジボタニックガーデンという植物園に入る。
大学が所有している植物園だ。
入場料は4.5ポンド。

植物園といっても所狭しと花が植えられているわけではなく、基本的な作りとしては大きい公園みたいなものだ。
花も特にアレンジされて配置されているのではなく、ただ植えられている感じ。
ひたすら花を撮る。
園内のカフェでカプチーノとサラダとクロワッサンとキッシュ的なものを食べる。
キッシュ的なものはチーズが大量に入っていて驚くほどうまい。

子供連れの家族が多く、客の年齢層は高い。
何一つエキサイトする要素が無い所に若い人は来ないか。
金色の髪をした子供がかわいい。
天使に見えてしまう。
そういえば、黒髪の天使は見たことがない。
大人も子供も無邪気さが見える。
かわいらしさを感じてしまうのは何故か。

鳥が近くまで来たので眺めていたら糞を落として飛びたっていった。
おまえ。

女性の背が高い。

携帯でメモをとってホテルで文章にしているのだが、
「指と手の甲の戦い。」
というメモがあったが何のことか覚えていない。

園内のショップで小物を買う。

植物園を出て散歩をしていると牛が見える。
農場かと思ったが、自由に入れる様子。
入る。
牛は放し飼いになっていて、触れる距離まで近づける。
というか触れる。
牛の方も慣れているのか人が近づいても気にせず牧草を食べる。
犬や猫と変わらない感覚なのだろうか。
写真を撮る。

天気が良く、雲が大きい。
空が近い。

放牧エリアとつながっていた公園に入る。
ベンチで休む。
子供と大人が遊んでいる。
広い芝生を走り回る。
凧揚げをしている子供。
犬と走る子供。
遊具ではしゃぐ子供。
母親らしき人が大きな虫笛みたいなおもちゃを持って、くるくる回りだした。
子供に見せているのかと思ったが、周りに誰もいない。
ただ遊んでいるだけだった、無邪気だ。

公園を出る。
時刻は午後6時。
日曜なので人が少ない。
飲食店以外の店はすでに終わってしまっていた。

酔っぱらいにからまれるが無視する。
怖い。

パブに入り、アムステルビールを頼む。
"please this one"と指差して言えば注文できるようになった。
緊張はするけど。
サッカーの試合が中継され始め、ほとんどの客が食い入るように見る。
自分の席からは画面が見えない。
スペイン対イタリアだ。
(2012年欧州選手権(ユーロ2012)決勝だった。)
試合は結局4-0でスペインが勝ったのだが、ゴールが決まる度に会話ができないほどの歓声が沸く。
金を賭けているからこんなに盛り上がっているのではないか、とのこと。
なるほど。
名前のわからないビールを二杯飲んで店を出る。

終了。

ケンブリッジ二日目(2012.06.30)

午前9時起床。
風呂に入る。
フレンチトーストを作る。
甘いのとしょっぱいのの2種類。
牛乳をあたためてコップに分ける。
片方に砂糖を入れ、片方にコンソメを入れる。
コンソメはホテルに備えられていたもので少々怪しい色をしている。
牛乳にパンを浸す。
が、ここで問題が。
牛乳に浸したパンが薄すぎてちぎれそうだ。
そういえばフレンチトーストは厚切りのパンで作るものだった。
とりあえずやさしく両手でもちあげて卵をつける。
焼く。
4枚焼いたうち3枚はなんとかなったが一枚はふやけた濡れ雑巾みたいな格好になってしまった。
味はそこそこ。
明日も挑戦しようと思う。

激しい雨が降ったが午後になって青空が広がる。

外に出る。
ケンブリッジ中心地に向かう。

どこかの大学で卒業式があるらしく、羽根の生えた学生(らしき人)が多く見られる。
土曜日の観光地ということもあって人が多い。
日本でも海外でも、観光地というのはやはり、あまり好きではない。
大きめの本屋に入る。
装丁がどれもグラフィカルで、印刷に凝っているものが多い。
どの本もかっこよく見えるが、隣りの芝が七色に見えるアレか。

いくつか土産屋に入る。
アイスを食べる。
チョコミントとチョコレートのダブル。
それにフレークと呼ばれるチョコのお菓子を添える。

市場が開かれていたので覗く。
自転車のパーツやフルーツ、洋服、おもちゃなどあらゆる店がある。
オリーブの量り売りみたいなものがあったので買う。
チリ味のやつとアンチョビが入ったものとサワークリームが入ったもの。
食べる。
どれもおいしいが、アンチョビが入ったものが一番好きだった。
マンゴーのスムージーを購入、飲む。
先ほどの店で再びオリーブを買う。
「また来たのか」的なことを言われる。

cathkidstonというオシャレカワイイ店で物色。
日本にも店舗が多くあるらしいが初めて見た。
母と姉夫婦の息子に土産を買う。

カフェでビールとマルゲリータを頼む。
ビールはサンミゲル。
一番大きく広告が出ていたので。
研修中らしき店員がいて、他の店員が指導していて待たされる。
お客様第一ではないのが、なんとなく楽だ。
15分ほど待たされてピザが来る。
石釜焼きピザでチーズがたっぷりと乗っている。
トマトもほどよく酸っぱくてうまい。

店を出る。
昨日の酒屋に寄り小便小僧のラベルのビールを購入。

パブに入る。
カールスバーグを頼む。
店内で飲んでいるとおもむろに椅子が片付けられドラムがセッティングされる。
何か始まるのか。

頼んだジャケットポテトとガーリックとマッシュルームのなにがしが運ばれてくる。
イギリスでは、皮がついたままのベイクドポテトをジャケットを着ていると見なして、ジャケットポテトと呼ぶらしい。
(wikipediaを見ながら)
ポテトの皮が分厚く、食感が焼き芋のような感じだ。
溶けたチェダーチーズがたっぷりとかかっていて、とてもうまい。

トイレにコンドームの自販機が置いてあった。

なにもアナウンスがないままアンプやマイクがセットされる。
Laneyのミキサーとギターアンプ、BLACKSTARのギターアンプとどこかのベースアンプ。
セッティングする人が汗臭くて笑う。
ギターやベースが運ばれてくる。
演奏開始。
どこかで聴いたことのある曲だ、何かのコピーだろう。
テクニックは普通か。
店のマスターみたいな人がドラムをやっている。
おそらく身内で集まった感じだろう。
日本で普段聴くバンドのようにうるさくない。
耳障りな音域がないのと音量バランスがすごく良くとれている。
高いのか安いのかわからないアイバニーズのギターの音がとても良い。
高そうなフェンダーストラトキャスターの音もとても良い。
いわゆる枯れたサウンドというのか。
イギリスで鳴る楽器の音が聞きたかったので、これは最高のシチュエーションだ。
パブで飲んでる客も普通に観ていたり観ていなかったりで飲み続けている。
音楽とかバンドが人々にとって異質なものではないのがわかる。
ジュークボックスで音楽をかけてる人もいた。
音楽に金を払っている。
曲を買うのではなく、音楽を買っていた。
店内に楽器を持った人が次々と入ってくる。
入れ代わり立ち代わり演奏するらしい。
ディープパープルだ。
ボーカルが携帯で歌詞を見ながら歌う。
良い空気だ。
他の曲で違う人も携帯で歌詞を見ながら歌う。
大切なものとは何か。
ドラムが明らかに初心者でリズムがずれたりしているが気にせず演奏は続く。
見栄や格好良さなど微塵も求めていない感じだ。
バンドで演奏することが特別なことではないのだろう。
カラオケみたいな感じか。
でも音は本当に良い。
敷地が一つ一つ大きいので防音する必要がない。
アンプと楽器さえあればどこでもライブが出来てしまう。

ホテルに帰る。
買ってきたオリーブとともに小便小僧のビールを飲む。
友人とオセロをする。

終了。

ケンブリッジ一日目(2012.06.29)

午前7時半ごろ目覚める。
パンを二切れトースターで焼いてピーナッツバターを付けて食べる。
コーヒーを飲む。
今日の天気はくもり。
午後から雨が降るかもしれないとのこと。
風呂に入る。
昨日書いた文をまとめる。

あ、携帯からBluetoothでPCにメールが送れたよ。
すごい。
解約しても送れるのだろうか、多分送れるだろう。
(SIMカードをはずして試し中)
おお、送れた。
これは使える。

予定は特に決まっていないのでこれから決める。

空気がかわいていて気持ち良い。
ギターが弾きたい。
楽器は一つも持って来ていないが、ドラムのスティックと練習用パッドを持って来た。
PCがあるので何かしら音は出せるが。
何か作りたくなったら作ろう。

ドラムが叩きたい(なにかしら楽器で音を出したい)のでケンブリッジ周辺のリハーサルスタジオを検索してみる。
わかりやすいものがない。
歩いてあったらのぞいてみよう。

時差ボケなのかわからないがなんとなくおかしい感じがする。
寝不足だけど眠くない。
でもぼーっとする。
ぼーっとしていながらも少し高揚している。
旅自体に慣れていないせいかもしれない。

風が強い。

車が右ハンドルだ。
交通のフォーマットは日本と同じらしい。
国際免許でもあれば乗れるのか。
いいな。
調べてみた。
|a. 取得するにあたっての条件等はありますか?
|有効な日本の免許証を所持していて、
渡航する予定がある方であれば誰でも取得可能です。
|免許を所持してから○年以上経過していないと
国際免許証は申請できない、といった規定はございません。
|ただし、申請の際にはパスポート等渡航を証明する書類が必要となりますので
|渡航予定のない「とりあえず持っておきたい」方には発行できません。
とのこと。
何か審査があるわけではないのか。

さあこれから何しよう、と思うのが楽しい。
自らが生んだ空白を大事にしたい。
ビールが飲みたい。

友人の大学まで歩く。
風が強い。
カメラとポーチだけ持って観光客丸出しスタイル。
まあいいだろ。
旅の恥はかき揚げみたいな感じで。
おなかすいた。

雨が降ってきた。
雨粒がとても小さく風に揺られながら落ちてくる。
そんなに強い雨は降らないとのこと。

おっぱいの裕福層がまかり通る。

傘をさしてる人は稀にしかいない。

大学に到着。
空腹。
友人と合流。

Our Lady RC Churchという教会があったので入る。
荘厳な雰囲気。
線香の匂いが漂う。
壁に多くのレリーフがあり、窓はステンドグラスになっている。
作りが精巧というか、丁寧で見応えがある。
こういった教会が数多く点在している。
ディズニーランドにあるような模されたものではない、本物を見るのは初めてだ。(多分)

酒屋でビールを買う。
見たことの無い銘柄が多数置かれている。
木の棚に瓶が陳列されているだけなのにきれいに見える。
white beerと書いてある小便小僧のラベルのビールを買う。
「ブロンシュ ド ブリュッセル」という名前。
他にも白ビールっぽいものを何本か購入。
白ビール大好きなので。
日本のビールではアサヒスーパードライが売っていた。
店員が通路に座って独り言(通話?)をしている。
ゆるい。
客と店員という境がない。
同じ人間という感じ。
日本だと立場とか役目が違うと違う種類の人間のように扱うけど、良くも悪くもそういった空気がない。
なんというか、見えない空気がない。

そういえば電車で口笛を吹いてる人もいた。
公共の場における緊張感みたいなものがないのか。
必要がないのか。

スーパーで食料を買う。
全ての商品のサイズが大きい。
750mlのヒューガルデンがあったので2本買う。
他に水とパスタ、オリーブなど購入。
レジは無人だ。
真ん中にバーコードを読みとるスキャナがあり、片方の台にカゴを乗せて最初に全体の重さを測る。
バーコードを一つずつスキャンしてもう一方の台に乗せる。
台の重さが最初に測った重さと同じになったとき、スキャン終了。
金を支払おうとするが、店員が来るのでちょっと待てとの表示。
友人が店員に身分証明書を見せる。
何かマズいことをしたのかと不安になるが、年齢確認の為だった。
日本人は若く(幼く)見られるアレか。

ホテルに帰って飲む。
ジェノベーゼのパスタを作ってもらう。
食べる。
長い時間をかけて十数本飲む。
この日は飲んで終わり。
何の変哲もない休日だ。
時間が流れていくのではなく時間とともに流れて行く感じが楽しい。

眠る。

出発当日(2012.06.28)

出発前日の夜、犬のこはるが部屋に来てくれた。
普段は母親と寝ているが、この日に限って僕のベッドで寝ている。
何か感じるのだろうか。
とりあえず嬉しい。
というかかわいい。
世界一だな。
一緒に眠る。

あとイギリスにはRed Hot Chili Peppersもいた。
と思ったらアメリカだった…。
ビーチボーイズもイギリスか。
と思ったらアメリカだった。
そういえば曲名に「Surfin' USA」なるものがある。
なんなんだUSA。
五反田にビーチクボーイズなる乳首舐め専門店がある。
風俗だ。
二人がかりで舐めてくれるそうだ。
二つの意味でいきたい。

スーツケースが結構重い。
引っ張る分には問題ないが持ち上げると、重い。
しかしいつも運んでいる音楽の機材に比べればなんともない。
BGMはiPodに入ってたローリングストーンズ。
小田急線がそんなに混んでないのが良かった。
問題は山手線だ。
明らかにデカい荷物を持って満員電車に乗るのは体と心が消耗する。

こうやって体験しながら文章を書くというのは初めてかもしれない。
頭の中で構築しながら流れを作って書くのではく、流れのなかに入って思考を文章化する。
それぞれの言葉や文節のまとまりはないかもしれないが「旅行」という大筋があるので問題ないかと。

今すごいおっぱいの大きい女性がいた。
歩く幸福の種だ。

山手線も激しくすいてる。午前7時前。
座席に空きがあるほど。
ちなみに
和泉多摩川
↓小田急線
新宿
↓山手線
日暮里
↓京成本線
成田
という経路だ。

水が飲みたい。

ブログを一週間ごとにまとめて書いてる人がいて、よくできるなぁと思っていた。
一週間という時間の流れを把握出来ているんだろう。
僕には日常生活での区切りやリズムなどほぼ無い(あるのかもしれないが意識できていない)のでちょっと考えなければ。
頭の中で一週間後も一年後も同じ「未来」というくくりでしか捉えられていないのはまずい気がする。

日暮里に着くとスーツケース持った人が多くなる。
自販機でソルティライチを購入。
って逐一書いていくのか。
まぁ書けるときは書くか。

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空港は居心地が良い。
教室の中で自分だけ居場所がない悲しさと真逆の感覚だ。
同じように空港にも居場所はない。
これだけの人がいて、誰も居場所をもっていない。
個人がただの移動する物体になったような、風とか空気とか水とかになってただ、すりぬけてゆくだけの場所だ。
わりと好きだ。

チェックインの待ちが長くて足が痛くなってきた。
しかし一人旅というのはいいもんだな。
いまのところ。

チェックイン終了。
メールを作成。
ソルティライチいっき飲みしたら気持ち悪くなった。
コーヒーを購入。
何故。

手荷物検査でコーヒーひっかかる。
その場で飲むか捨てるかしてくれとのこと。
その場で飲むを選択。
何故。
グイグイ飲むが途中で断念。
飲みかけを渡す。
すみません。

飛行機の席は中央4列の通路側。
隣の人がいなくて快適かもしれない。
でもこういうところで出会う何かもあるからなんとも言えない。
でも快適。
あちこちでいびきが聞こえはじめたため耳栓をつける。
過ごし方がわからず飛行機が傾くのを楽しむ。
おなかが空いてくる。
というところでランチタイム。

飲み物でビールを頼むが、三種類のうち選べと言われる。
タイガー?ブロンシュ?ウィナー?的なことを言っていたがよく聞こえなかったので一番確かなタイガーを選択。
飲む。
うまいです。

この調子で書き続けていたら携帯の電池がなくなるな。

搭乗の前に本屋で村上春樹の「レキシントンの幽霊」を購入した。
読んだことない(と思う)ので手にとってめくったら冒頭にケンブリッジの文字。
おお、なんという偶然か。
これは買うしかない。
と思い買った。
しかし「マサチューセッツ州ケンブリッジ」と書いてあった。
マサチューセッツ州なの?
それってアメリカじゃないの?
(空の上なのでWikipedia見られない…)
と思ったけどとりあえず。

(後で知ったのだが、アメリカにもケンブリッジがあるとのこと)

心配なのが、寝言だ。
ここはあえてひらがなで表記しよう、ねごとだ。
数年前、友人とスキーに行くために夜行バスに乗っていた。
夜行バスは東京から新潟までの、およそ8時間くらいかかるものだった。
そのバスの中で夢を見た。
屋根裏部屋のような空間で、階段があり、その階段から自分が上ってきたのだ。
怖くなってそのもう一人の自分を殴りながら「助けてー!誰かー!」と叫んだ。
一方その頃、バスの中の自分も「たふけてぇ…だれかぁ……」とねごとを言っていた。
自分のねごとで目覚めると後方の席からひそひそと聞こえてきた。
「…何今の…?怖くね…?」
幸いなことに周りに座っていた友達は寝ていたので、あたかも自分ではないですよ的な空気を醸し出しながら紅茶花伝をすすった。
という思い出があるので、寝てる間に自分がふがふが言わないか心配だ。
しかしいくら心配しても防げないものはどうしようもない。
どうか恥ずかしい思いをしませんように、と願うだけである。

ビールを一缶飲んだ。
もっと飲みたいしおしっこしたい。

おお。
英語で会話してしまった。
金髪碧眼の男性CAに「ユーアーワンモアタイガー?」
と聞かれたので
「イエス!」
と応えた。
口角を少し上げながら。
伝わったよイエス。
イエス大好きになりそう。
しかしその前の言葉は聞き取れなかった。
「ウドゥライクトゥドリンク?」
的なやつだ。
(携帯での入力なので英語表記割愛。

しかし日本語と比べると、日本語は丁寧だなと思う。
そして、プログラミング言語が英語というのもわかる。
コンピュータに感情はないからな。
だから英語を話す人はジェスチャーが激しくなるのか。
言葉の表現が少ない分、身体表現で補っているのだろうか。
とりあえず笑顔でイエスが言えたので満足です。

飛行機は無事着陸。
入国手続きが込みあって45分程度並ぶ。
足が痛い。
無事に入国し、荷物を確保。
地下鉄に乗る前に荷物を整理してカメラを携える。
借り物のニコンFM2。
東京で言うところのSuicaにあたるオイスターカードなるものを買う。
間違ってクレジットカードしか使えない列に並ぶが持っていたので問題なく購入できた。
世界で使えるVISAカードすごい。
天気は良い。
地下鉄なのだがすぐに地上に出た。
町並みが見える。
なんだこのクラシックな建物達は。
模したものではなく本物だ。
すごいところに来た。
前に座ってるハゲてるおっさんさえスタイリッシュに見える。
というか電車せまい。

この列車に1時間程度乗ってキングスクロス駅までむかう。
飛行機ではほぼ眠れなかったがあまり眠くはない。
でも意識はぼんやりしている。
音を遮断するのはもったいないので音楽を聴くのはやめておこう。
きっとそのうち眠くなるはずだ。

ガタンガタンという列車の走る音の鳴る間隔は日本と同じ。

電車を降りて乗り換え。
写真を撮っていたらファインダーに入った黒人女性が笑って両手を広げた。
僕は笑顔でサムアップした。
これがコミュニケーションか。

キングスクロス駅発ケンブリッジ行きの電車に乗ろうとしたが、本日の列車は終了したとのこと。
このとき19時頃。
戸惑う。
4つ隣のリバプールストリート駅から発車する線があるとのこと。
それの往復乗車券を購入。
しかし最終の時刻が19時28分。
あと30分弱。
間に合うのだろうか。
かなり焦りながら(ほぼ諦めかけていたが)地下鉄の改札を通る。
しかし、違う線だったらしく、すぐに出て該当のホームを目指す。
これがなんとも遠い。
たどり着いて乗車する。
このとき19時10分ごろ。
間に合わなければロンドンで野宿か、と絶望感漂う。
19時25分ごろに、目的のリバプールストリート駅に到着。
3分じゃ絶対に無理だと思いながら走る。
案内だけではどこに行けばいいかわからず駅員の人にチケット見せて
「トゥーケンブリッジ、ホェアー?」と必死に聞く。
すると「アレ、アレ、ワカル?」と指差しながら日本語で駅員さんが教えてくれた。
指してる指の先に何があるのかわからなかったがその方向へ走る。
しかし、ホームが10個ほどある。
10番線の改札にいる女性の駅員に泣きそうになりながら聞く。
「トゥーケンブリッジ、ホェアー? 」(合ってるのかコレ。とりあえず伝わったけれど。
駅員さんが遠くを指差して"two!"と言う。
"Thankyou"と言いながら走る。
あとワンミニッツだ!急げ!的なことを言われた。

発車のベルが響く中、なんとか乗車。
とりあえずこれで目的地まで辿り着ける。
安堵。
この電車に一時間半乗る。
座席に座る体力がなかったので、ドアの方で立ち尽くしながらぼんやりと窓を眺める。
田園風景と言うか、古びた建物と草原や湖が見える。
太陽にあてられて草が緑の黄金に輝く。
時刻は20時頃でも太陽はまだ沈まない。
日没が午後9時半頃で、完全に夜になるのが11時頃らしい。
夕陽が沈む直前の景とか空気が好きなのだが、その時間が異常に長い。
とても良い所にきた。

ケンブリッジ駅から20分ほど歩いてホテルに到着。
一軒家タイプの建物なのだが、一々壁が綺麗だったり食器のデザインが良かったりする。
ここで6泊する。

眠る。

出発前日(2012.06.28 AM 2:15)

ただ今、日本時間6月28日の午前2時15分。
午前11時半の飛行機でイギリスに出発する。
到着は向こうの時間で午後3時半頃。
時差が-8時間あるので所要時間は13時間だけど4時間後には着いてる感じ。

何故イギリスに行くかと言うと、特に目的は無い。
完全にタイミングの作用で行くことになった。
散歩ができればいいと思っている。

イギリスといっても広いのだろうけど、今回滞在するのはケンブリッジだ。
そこの大学に友人が通っているので、その近くに宿泊することになった。
ケンブリッジの大学といってもケンブリッジ大学ではなく、
他にも大学がいくつかあって、彼の通っているのはその中の一つだ。

イギリスといえば、radioheadかThe Beatlesとか、そういうことしか思いつかない。
考えてみる。
Rolling stones、Led Zeppelinもそうか。
あとは、battles…はアメリカか。(wikipediaを見ながら)
あれ、他に思い浮かないな。
何故だ、偉大なミュージシャンがもっといたはずだろう…。

他にといえば、飯がまずいらしいということ。
島国だということ。
(地図で見るまで知らなかった。)
わりと良い国だそうだ、ということ。

僕は音楽をやっているので、ミュージシャンの出身地などに行ってみたいと思ったが、
レディオヘッドはオックスフォードでケンブリッジから3時間近くかかるらしく、
ビートルズのリヴァプールはなんか異常に遠かったので断念した。
あとライブハウスに行ってみたい。
まあ、通りかかってあればいいんだけど。
調べてまで行こうとは思っていない。
(というか、調べたけどわからなかった…。)

英語は喋れない。
普段の生活でも適当な発言をするのだが、
"I'm a pen , but I'm not a pen"
とか適当に言うと思う。
反応が楽しみだ。
(そんな余裕あるのか?)

中学校の頃に外国人教師がいた。
自己紹介の時に名前を言うのだが、
自分の名前が雄なので、
"I am you"
と言ったところ時が止まった。
「私はあなたです」って。
教祖か。
新興宗教か。
まあ、確かにアナタさんという名前の人がいて、
「私はアナタです」
と言われたら、ほぁ?と思うか。

ちなみにパスポートの名前にはヘボン式のローマ字を使わなくてはいけないらしく
ヘボン式だと自分の名前は「Yu」になるんだが、「You」にした。
なんとなく、字面的にだ。

そうだ、とりあえず英語が喋れない。
話せない。
顔芸でなんとかなるだろうか。
あれ、ジェスチャーとかが大げさなのはアメリカだっけ。
そういえばGRAPEVINEの曲の歌詞で「アメリカとヨーロッパの違いがわかったんだ」
という感じのものがある。
果たして僕にわかるだろうか。

緊張はしていないし不安もあまりない。
ライブの時の方がよっぽど緊張するし、不安だ。
単純にその手続きに沿って行動すればいいので、楽だと思っている。
でも実際はどうなのだろう。
その場になったらてんやわんやすると思うけど、それはしょうがない。
必要以上に緊張する必要はない、ということだ。
でも必要なだけ緊張していないと、何かミスするかもしれない。
まあ、そこは適当で。

初めての海外である。
一人暮らしもしたことない人間が一週間、見知らぬ土地に滞在する。
これはどういうことなのか。
どういうことになるのか。
恐らく、ハプニングやアクシデントがなくても何かを感じて何かが変わるだろう。
いくえみ綾が何かの漫画で「アクシデント 歯磨き粉みたいな名前でうんたら〜」
っていうシーンがあったけどなんだっけ。
というかこの人もうそろそろ50歳になるのか。(wikipediaを見ながら)
ちょっと漫画を見る。
あ、バイアンドバイのP80にあったアクシデント。

はい。

こんな感じで思ったことを書き連ねていきたい。
そんな余裕あるのか。
とりあえずPCを閉じる。

また。

2012年7月18日水曜日

帰ってきました

イギリスから帰ってきました。

といっても7月5日に帰ってきたのでもう一週間以上経ってしまいましたが。

旅行中に記したものがあるので、まとめてアップします。

のちほど。

2012年6月27日水曜日

ぽぅ

少しの間、イギリスに行ってきます。

最近作りたい曲がわかってきたような。

音的にではなく、内容的に。

なので、何からどうやって作ればいいんだかわからんのですけど。

とりあえずそんな感じです。

⊂((  っ☉ω☉)っ

また!

2012年6月9日土曜日

ライブ映像をUPしまたた!⊂(( っ☉ω☉)っ

5月31日の渋谷キノトでのライブ映像をUPしました!

撮影と編集はゆたかさんという私の理解者です⊂((  っ☉ω☉)っ

このひと→ http://twitter.com/ytk


mind circle - 青い青い青


wollem - アトメートル


夜の影


2012年6月5日火曜日

ライブ映像をUPしました!⊂(( っ☉ω☉)っ

6月2日の下北沢MOSAiCでのライブですー!

⊂((  っ☉ω☉)っ

よろしければ見てください。

最近は素敵なバンドさんとの対バンが多くて嬉しい限りです⊂((  っ☉ω☉)っ

がんばります!⊂((  っ☉ω☉)っ

曲です!⊂((  っ☉ω☉)っ

mind circle 

青い青い青

アトメートル

wollem

夜の影

うぉおあ⊂((  っ☉ω☉)っ


2012年5月30日水曜日

4th demo 『心の環』視聴&DLできます!

オガサーラです⊂((  っ☉ω☉)っ

この度 4th demo 『心の環』視聴&DLができるようになりました!

コチラからどうぞ。

どしどし聴いてください。

あと最近キーボードが加入しました。

わたしです。

そろそろアレなんでがんばります。

いまのうちにライブに遊びに来てくんさい!!

お待ちしております!⊂((  っ☉ω☉)っ

2012年5月9日水曜日

2012年4月20日金曜日

キノトに音源あります。

オポサワラです。

渋谷キノトに4thデモが置いてあります。

お立ち寄りの際はデヒに持っていってくらぱい。

くぴくぽ。

2012年4月9日月曜日

2012年4月5日木曜日

キノトのマンスリーにピックアップしていただきました!

どうもオガサワラ諸島です。

いつもお世話になっております、渋谷Kinotoの4月のマンスリーピックアップアーティストに!

選ばれました!

ありがとうございます!


いとしのこはるさんとアー写を撮りました。

アニマル用いて好感度UPを狙う。

『夜の影』という曲のビデオが!

流れております!

kinotoはじめゲートウェイ系列のスタジオだったりで!

撮影していただいたスタッフのみなさま。

ありがとうございます、がんばります。

素敵な仕上がりになっているので。

ぜひとも見てみてください。

っちゅと。

せすと。

2012年2月24日金曜日

2012年1月24日火曜日

4th demo 『心の環』

できました。

5曲入りで無料です。

ライブに来たらあげますよ的な。

でも普通に会う人には手渡ししますよ的な。

でもダウンロードはそのうちできるようにしますよ的な。

でももしかしたらしないかもしれません。

でんもたぶんします。

もんで。




















2月5日のコミティアでも配布するつもります。

ご来場の方はぜひもらってみてください。

ませ。

ねむいよねむいよ。

では。

また…。

( ゚ω゚)

2012年1月20日金曜日

はい

2012年になりました。

そして28歳になりました。

やる気が溢れて溺れそうです。

今デモCD作ってます。

5曲入り。

こんな感じ。








































もちっとで出来上がる頃。

お待ちを。

グイグイ行きたいです。

この歳は。

( ^ω^)んぉお

あっ

あとコミティア99に出ます。

たたとと本を作りました。

スペース「し12b」

らしい。

なんもわからないんですが。

ぐんばります。

沈丁花のつぼみがふくらんでるよー。